ゆーくりと不登校スタイル

小5から不登校になった息子公認・ゆっくり前向き応援観察ブログ

ウチの不登校のはじめ方

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こんにちは。前向きに不登校親子の親・まるんです。

 

今回は、なぜ不登校をはじめたのか?

ウチの場合をお話ししたいと思います。

 

不登校を選んだ理由

不登校しぶりで吐き気や便秘・下痢など体調不良が続いている症状が過敏性腸症候群と言われてから、新しく変更した病院で外来相談で通院することになりました。

新しい病院にいって治療してもらって体調が良くなれば学校にも行けるようになるよね、と思っていたまるんとゆーくん。

 

外来相談ってなにするんだろうね?と話しながら初めての外来相談にむかいました。

不登校しぶりについて友達以外、しかも医療機関に相談するのは初めてです。

親子でキンチョーしてましたが、これできっと改善に向かうだろうと漠然と思っておりました。

 

はじめての外来相談は、まず現状に至るまでの事情を知るためにいろいろとH先生から質問されました。

学校のこと、お友達のこと、勉強のこと、親子のこと……

H先生は、やさしい物言いをする方で、笑顔でゆっくりていねいに返答してくれます。

 

H先生「んー、なるほど。学校に行こうとするとお腹が痛くなるんだね?」

ゆーくん「……うん」

H先生「そうかぁ。それはね、学校に行きたくないからお腹が痛くなるんだよ」

ゆーくん「え?」

H先生「お腹がいたくないとお休みできないからね。ゆーくんにとってそれは都合が悪いんだ。だからお腹がいたくなるんだよ」

ゆーくん ・まるん「ええ!?」

まるん「じゃあ、お薬とかで治る話ではないってことですよね…?」

H先生「症状を和らげることはできますが根本的に治すのに1番いいのは…」

 

「学校行くのやめちゃえっ」

 

えぇーーーーー!?

ΣΣ(゚Д゚;(゚Д゚;)親子でマジビックリ

 

まさか、病院にきて不登校を勧められるとは思わなかったです!! 

ゆーくん本人は声に出せない様子で先生の話を聞いていましたが「ええぇ?本当に行かなくていいの??」と動揺がありありと顔に書いてありました。

 

H先生「体調がよくなって元気になるのと、このままの状態で学校にいってずっと体調を壊しているのとどっちがいいんですか?」

 

いやいや、そんな二択ならもう答えは決まってるじゃないですか!

先生、それもう脅迫ですよっ! (PД`q。)

 

不登校はじめました

というわけで、ゆーくんと相談して正式に?不登校生活になることを選びました。

H先生の言うとおり、親としてはもちろん元気になってほしいのが優先です。

学校に行きたくないと言ってはいましたが、さすがにゆーくんも「本当に学校に行かなくていいの?」と帰宅後聞いてきたくらいです(笑)

 

もちろん学校の担任にも素直にご報告しました。

担任も「え?病院の先生がですか??」と焦ってましたが、体調優先でお願いしました。

その後、担任とは何度か打合せをして、学校に来れるようだったらよろしくお願いします、という対応にすることにしました。 

 

病院からは腹痛のお薬ももらったので、しばらくは体調不良の改善が目的になりました。

こうして、ゆーくんは医師公認の不登校ライフがはじまりました。 

 

予想外の展開です。こんなこと、あるんですね(笑)

 

不登校を選んでからの現在

病院に行く前は、ひどい時は学校のある毎日が腹痛・吐き気だったのが徐々に減ってきました。今でもピンポイントで明らかにストレスからくる腹痛になる事はありますが、薬を飲む量、トイレに籠る時間は本当に激減しました。

症状が落ち着くまで数ヶ月から半年はかかったと思います。

 

不登校は本人の心の問題でもありますが、この不登校の間、ゆーくんやまるんの意識も少しずつ変わってきているのもあります。

まだ経過途中ではありますが、この結果を見て不登校なんて!とは思えないです。

このまま体調が良くなれば、本人の気持ち次第ではありますが学校に行きたい言えばいけばいいと思いますし、他にナニかしたいことが増えていくかもしれません。

元気があれば、なんでもできる!!(笑)

 

いきなり「不登校」と切り替えるまでいかなくとも「少し長めのお休み」というような体調優先の選択肢が前もってあると、きっと本人・親子・家族にとって向き合うことができる必要な時間になると思います。