ゆーくりと不登校スタイル

小5から不登校になった息子公認・ゆっくり前向き応援観察ブログ

不登校と運動会

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こんにちは。前向きに不登校親子の親・まるんです。

 

不登校になってから子どもは学校に行ってないので「学校行事どうするの?」問題がわきあがります。

親としては子どもがいつ学校復帰してもいいように、まるんはとりあえず保護者の集まりには参加しております。

 

ゆーくんが不登校しぶりMAXの時は、”ふだん教室にいないのに授業参観だけ教室にいた”という事実を知ってから、後日の行事予定で「授業参観だけ出ようかな…」の発言に本当なら前向きに学校・授業に参加する我が子を喜ぶべきなのだと思いますが

 

まるん「ふだんの授業で頑張っている姿を見にいくのが授業参観なのに、その日だけ教室にいて嘘つかれてる姿を見せられてもうれしくない!!」( ✧Д✧) カッ!!

ゆーくん「ええーーー?」(゚Д゚;)

 

賛否両論あると思いますが、その時は気持ちがこんがらがって、どうしたらいいんだかわからなくなり結局、親のまるんの方が登校拒否をいたしました(笑)

  

学校行事どうする問題

学校行事といえば、運動会・学芸会が大きなイベントかと思います。

ゆーくんの場合、小4の時から登校しぶりがあったので運動会・学芸会に出るのか出ないのか問題でした。

だって練習してませんから……

親からすると、練習でなくていいの?ほら、みんな練習してるよ?みたいな感じなので焦りますが、親が焦ったところで出るのは本人なんですよね。

こちとら当日、出ようが出まいが小脇にビデオカメラとデジカメとスマホ三種の神器をガッチリ抱えてスタンバイしてるのは言うまでもありません!

 

小4 みんなと同じように登校。クラスにて普段通り授業を受けているが問題行動アリ

   運動会:競技には全て出ず。ほぼ本部テントで見学。

   学芸会:家で集中練習でダンスを覚えて学校練習1回、当日ぶっつけ本番。

小5 登校しているもののクラスにはいない状態→登校しぶり→不登校

   運動会:競技はダンス以外は出場。係活動参加。

   学芸会:学校で練習は出ず。家で親子で集中練習、放課後に担任と楽器練習数回。

       音合わせは当日のみ、ぶっつけ本番。

 

ここまで経験すると、もうこれは本人のしたいようにしてあげるしかない…という結論に至りました。

 

「でるよ」と言ってることもありますが、しばらく様子見は必要です。

ここで「でるって言ってたのに全然練習にも参加しなくてなんなの!?」とイライラしている大人のみなさん、気づいてください。

大事なことがあります。

子どもなのに「でるよ」って”建前”が使えちゃうんです。

よく言えば、とても気遣いのあるお子さんです。

悪くいえば、本音で話してくれていないのです。

 

きっと子どもだって本当は親や大人に喜んでほしいのです。期待に応えたいのです。

本当に出たいと思ったら学校に行きますし、出たくなければ親がつついても言ってても練習もしないし学校も行きません。態度で示します。

そう理解できるまで、まるんは時間がかかりました。

 

子どもがどうしたいと感じているか確認しよう

子どもが建前を使うことで話は正直ややこしくなります。

なので、まるんは「ほんとうに?」と何回か聞いたりするようになりました。

だって、子どもの言葉に一喜一憂してしまうんですよね。

親だから(笑)

 

どれだけ心配しようと運動会・学芸会に出るのは親ではなくて子ども本人です。

 

もし、少しでも前向きにがんばってるけど子どもがくじけそうな時がきたら親が出ていって助けてあげられるチャンスです。

もし、出る勇気すらないようであれば大勢が見ているような場所にはまだ抵抗があるんだと思って次の機会をうかがうのも策だと思います。

 

あまり学校の先生は言わないと思いますが、親がゆいいつ子どもにかけられる言葉があります。

「ムリしないで。やめてもいいよ」

 

きっとそれだけで子どもの心は救われます。

その言葉で勇気をもらってがんばれるかもしれない。

その言葉でホッと安心して休めることができるかもしれない。

 

これを繰り返してゆーくんは、小学校最後だしなぁ…でたいなぁ…とつぶやいていた小6の運動会に出場することができました。

当初、係活動だけ出たいと言っていたので、じゃあ担任に相談しよう!と話していたのです。出ようと言っていた総練習は出られなかったけれど、自分で事前に担任にどんな競技があるのか説明を聞いたりしていました。

とっても前向きな姿勢です。

 

当日、1つだけのぞいて競技に出場!!

係活動もきちんとできていました!!

(ふだん学校行ってないのにスゴーーーイ!)←親バカ

 

小4・小5とくらべて大きく違ったのは、ビックリするくらい笑顔がたくさん見れたこと。そして、終わった後に「楽しかった」と言ってくれたのです。

本人がやりたいとあきらめないで参加できたので、余計楽しかったんだと思います。

親としては感無量です。

 

子ども自身が本当はどうしたいと感じているか確認してみてください。

どうか親子で笑顔が増えますように。