不登校児 ゲームやり過ぎる問題
こんにちは。前向きに不登校親子の親・まるんです。
今の子どもなら誰しもゲームが好きだと思います。
普段からゲーム時間をきちんと守ってゲームできてますでしょうか?
ウチは「1日○○時間」や「○○時間」とありましたが不登校になってからは、なし崩し的に破られました。
子どもが不登校で家にいるとするコト
学校に行かなくなってから家でしていることといえば
- 勉強
- 読書(マンガ・小説いろいろ)
- 撮りためた録画ビデオを観る
- ゲーム
- 動画を見る
子どもの好みで他にも、おりがみやお絵かき、ピアノなどいろいろなモノがあると思います。
ふだん家でやっていたコトではありますが学校という時間が無くなった分、それらの時間が必然的に延長します。
不登校児を抱える親がぶち当たる壁
ウチの場合、朝おはようといってからしばらくするとゲームをはじめることもしばしば。昼もゲーム、児童館から帰ってきてから夜もゲーム……
消去法として最終的に勝ち残ったのがゲーム。
いつ見てもゲームをしながら「座る・寝そべる・うつ伏せ」の無限ループのゆーくん。
見ているかぎり3パターンから子どもは動いておりません。
気がつくと、そんな毎日になっていました。
おまえ、いつまでゲームしとんねんっ!
o(`Д´*)oプンスカプン!!!
それだけでなく、大人にとって大事なので大声でいいましょう。
見たいテレビが見られないっ
o(`Д´*)oプンスカプン!!!
ハイ、余計イライラしますね。
なんでそんなにゲームやるんだ?
毎日毎日ゲームばっかりやってて、もっと違うことしたらどうだ!!
と思っている親御さんも多いかと思います。
まるんも小さいころからゲームは好きなのですが、さすがに”見ているかぎり動いてない子ども”を目の前にすると、なにかしたらいいのに!と思ってしまいます。
あまりにもイライラしていて、相談外来に行った際にH先生にお話ししました。
「ずっとずーーーとゲームしてるんですっ」
「それは時間を持て余しているからですね。ゲームより他にやりたいことがないんですよ」
Σ( ̄ロ ̄lll) ゲームより他にしたいことがない!?
H先生「お子さんは、好きなコトだと最後までしてますか?」
まるん「あ、そうですね。お腹痛くてもプールのテストいったりしてます」
H先生「じゃあ、大丈夫でしょう。やりたいことがあったらやり遂げると思いますよ」
えー?そうなんですかぁ?
子どもはリラックスの仕方を知らない
その後、ある記事を読みました。
子どもは大人と違ってストレスの認識・発散の仕方がうまくありません。
さらに、体を動かすと気分転換になって発散に良いようです。
大人でもそうですよね。
が、そこは不登校。
ウチはめちゃくちゃインドア派です。
多くの子どもはふだん楽しいと思っていることをしてリラックスしているということになります。
ゆーくんの場合はもともと好きだったゲームを通してリラックスしているのかも。
(昨日、めっちゃゲームで対戦しててブチぎれてたけど……)
それって大人のスマホと同じ。
大人もヒマがあるとスマホでSNSしたり、webサイトみたり、アプリやゲームをしたりと平気で1時間くらいあっという間に過ぎていたりしますよね。
大人の場合はゲームよりも優先することが少なからずありますので、このゲーム待ってたんだよね!なんてよっぽどのことがないかぎり、ゲームだけやってる……ということにはなりにくいんだと思います。
そう思えば、学校に行かなくなって罪悪感はあるものの今までのストレス過多から解放されるためにゲームにのめりこんでいる?? とすれば納得がいきました。
まとめるとこのようになります。
- 時間を持て余している
- ゲームが好き
- ストレス発散
- 現実逃避
”ゲームばかり”ではなく”ゲームもしていいよ”にする
ゲームがストレス発散・暇つぶしになっているとするなら、そのゲームを取り上げてしまうこと自体がストレスになってしまうでしょう。
ウチはゲーム肯定派なので一緒にできるゲームをたまにやったり、さらに「こっちのほうがオモシロイ」と教えてあげたり、夢中になっているゲームの戦略の話を聞いたりしています。
でも、長時間プレイはさすがに目や姿勢に負担がかかるので、休憩してくれという話はしますが(笑)
H先生からも言われたように、ゲームより他にやりたいことがないというのは世界がせまいなと正直感じました。
そこで思ったのは
じゃあ、もっと夢中になれるものをいっしょに見つけよう!
ゲームって疑似体験できる別の世界でもありますが、ゲームしているからこそ得られる判断力や集中力、忍耐力などがあります。
子どもが好きなゲームのカテゴリによっては歴史や世界の地理が学べるようなものもあったりしますし、パズルゲームだと戦略を練りますし、スポーツ系だとさらにルールが学べます(笑)
マンガが好きでスポーツはじめた!なんて聞いたりしますよね。同じように、そのゲームを入口にして現実の世界を広げることができるハズです。
寄り添ってみたら、きっとおもしろい世界が見えてくると思いますよ。